![]() 動翼をプリロードするためのプリロード機構を備えるターボ装置ロータ
专利摘要:
本発明のターボ機械ロータ(1)は、翼根(4)を備える動翼(2)と、溝(17)を備えるホイールディスク(17)と、プリロード機構(7〜14、19〜28)を有し、前記溝には前記翼根(4)が係合する。これにより動翼(2)は溝(17)の中で形状結合して半径方向に保持され、前記プリロード機構(7〜14、19〜28)は、ホイールディスク(16)と翼根(4)の両方に支持されており、該翼根(4)にプリロード力を半径方向に及ぼす。前記プリロード機構(7〜14、19〜28)は、プリロード力がターボ機械ロータ(1)の組立て状態で調整可能であるように構成されている。 公开号:JP2011511896A 申请号:JP2010545426 申请日:2009-01-23 公开日:2011-04-14 发明作者:ベッテントループ イェルン;シュナイダー オリヴァー;ヴィストゥーバ ディルク;ザフィリウス ニコラス;ダイスター フランク;ベンクラー フランソワ;キューパーコッホ ルドルフ 申请人:シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft; IPC主号:F01D5-00
专利说明:
[0001] 本発明は、動翼をプリロードするためのプリロード機構を備えるターボ装置ロータ、プリロード機構を備える動翼、プリロード機構としての支持プレート、およびターボ装置ロータの組立て方法に関する。] 背景技術 [0002] ガスタービンは熱的ターボ装置であり、ここでは従来の化石燃料、例えば天然ガスが燃焼される。ガスタービンは例えば、ガス発電所または蒸気発電所で使用することができ、電流網でのピーク負荷をカバーするために設けられている。そのためガスタービンは可変の負荷状態で運転され、これによりガスタービンの個々のコンポーネントおよび構成部品も不安定な負荷に曝される。ガスタービンの出力密度が高いため、高負荷される構成部品の強度に関して高い要求を満たさなければならない。これはこの構成部品の長寿命、長期の保守サイクルを保証し、ならびに交換部品の必要性を低くするためである。] [0003] ガスタービンは、コンプレッサロータを備えるコンプレッサと、タービンロータを備えるタービンとを有する。ここでコンプレッサロータとタービンロータとは、シャフトを介して回動不能に互いに結合されている。従来、コンプレッサロータおよび/またはタービンロータは軸構造で実施されている。すなわちシャフトに複数のホイールディスクが順次、数珠繋ぎになっている。ホイールディスクの外周囲にはそれぞれ1つの動翼列が固定されている。各動翼列は多数の動翼を有し、これらの動翼はそれぞれ空力学的に作用するパドルと翼根を有する。翼根は、ホイールディスクの外周にある溝にはめ込まれており、したがって動翼は翼根に、とりわけガスタービンローラの半径方向に形状結合で保持されている。] [0004] 動翼を形状結合して保持するために、翼根と溝は相互に対応するダブテール形プロフィールまたはクリスマスツリー形プロフィールを有する。これらのプロフィールはガスタービンロータの軸方向に延在して配置されており、動翼の組立てのためにこれらの翼根はガスタービンロータの軸方向で溝に押し込まれる。翼根と溝のプロフィールとの間には遊びが設けられており、これにより翼根を摩擦なしで溝の押し込むことができる。遊びによって、動翼はガスタービンの運転中に運動することがある。このことは動翼の特徴的なフラップ運動を引き起こす。このことはとりわけ大きくて重量のある動翼に当てはまる。このような動翼は、例えば高出力ガスタービンのコンプレッサの第1の動翼列に設けられている。] [0005] 従来、動翼は、フラップ運動を回避するためにプリロードされて溝に取り付けられている。しかしとりわけ大きくて重量のある動翼の場合、プリロードがあるため取付けが困難となる。] [0006] さらにプリロードは、ホイールディスクと翼根内の機械的負荷の原因となる。この機械的負荷は従来、ホイールディスクと翼根を大きく重要があり、安定するように構成することによって補償されている。溝には軸方向固定プレートを設けることができ、この軸方向固定プレートにより動翼は軸方向のずれに対して確保され、加えてプリロードされる。しかし大きく重量のある動翼に対しては、軸方向固定プレートの強度が足りないことがある。] [0007] この種の軸方向固定プレートは、特許文献1および特許文献2から公知である。ここで、プレートのスリット端部は、溝の端部を越えて突き出ている。各端部では、スリットにより発生した歯が外側および内側にそれぞれ交互に湾曲しており、これにより溝に沿った動翼の軸方向のずれが回避される。とりわけプレートは中央が膨らんでおり、これにより動翼がプリロードされて溝内に保持される。] [0008] さらに特許文献3から、プリロードされたプレートの代わりに、ネジ付きのだぼ形の構造体を、保持溝の溝底部と翼根の下側との間に、プリロードを形成するために設けることが公知である。さらなる変形実施形態を特許文献4が示す。ここでは、タービンの動翼のためのプリロード装置がねじ留め可能な二重楔によって形成され、この二重楔は溝底部と翼根との間に設けられている。] 先行技術 [0009] 米国特許2786648号 米国特許第4102602号 米国特許第5123813号 ドイツ連邦共和国特許第834408号] 発明が解決しようとする課題 [0010] 本発明の課題は、ターボ機械ロータ、動翼、支持プレート、およびターボ機械ロータを組み立てるための方法を提供することであり、ターボ機械ロータは、動翼がフラップ運動することなく、強度と効率の高いものにする。] 課題を解決するための手段 [0011] ターボ機械ロータは、周囲に沿って均等に分散された溝と、プリロード機構とを有し、前記溝にはそれぞれ1つの動翼が翼根を以て装填されており、これにより動翼は溝と形状結合して、半径方向に保持され、前記プリロード機構は、溝の溝底部と翼根の両方に支持されており、翼根にプリロード力を半径方向に及ぼし、前記プリロード機構は、プリロード力がターボ機械ロータの組立て状態で調整可能であるように構成されている。] [0012] これによってターボ機械ロータの組立て時に、すなわち翼根を溝に軸方向に押し込む際に、わずかなプリロード力が発生し、ターボ機械ロータの組立て状態ではプリロード力が所定のように大きく調整される。したがって有利には翼根を溝に押し込む際にはプリロード力が小さく、動翼の組立てに起因する翼根および溝内での摩擦が阻止される。] [0013] さらに有利には、翼根を溝に押し込む際の力の消耗が小さく、したがって動翼の組立て時にわずかな応力ピークしか翼根およびホイールディスク内に発生しない。これによりこの応力ピークは、翼根およびターボ機械ロータの強度設計の際に考慮しなくて良いほどのものとなり、動翼をターボ機械ロータに取り付けることが簡単になる。] [0014] とりわけプリロード機構は少なくとも1つの調整ネジを有する。この調整ネジにより、規定の締め付けトルクをもたらすことによってプリロード力を、ターボ機械ロータの組立て状態で調整することができる。] [0015] 調整ネジを用いることにより規定のプリロード力を、調整ネジの締め付けトルクの設定によって調整することができる。これによりプリロード力を、締め付けトルクを介して動翼にもたらすことができる。好ましくは調整ネジには微細なねじ山が設けられている。これにより、調整ネジの締め付けトルクをプリロード力に、正確に力伝達することができる。] [0016] さらに調整ネジを設けることによって、動翼の分解が調整ネジの解除によって可能となる。したがって動翼の分解が簡単である。このようにして材質を損耗しない、動翼の迅速な再取付けが可能である。] [0017] さらに翼根には少なくとも1つのねじ穴が設けられており、このねじ穴は溝の溝底部に向いた翼根下側でこの溝に開口している。ここで少なくとも1つの調整ネジは少なくとも1つのねじ穴に、この調整ネジのネジ端部が翼根を突き出て、溝底部に支持されるようにねじ込まれている。] [0018] これにより、調整ネジはねじ穴を通って翼根に進入し、その中に固定される。したがってネジ端部が翼根上のネジ底部に、半径方向に支持されることによってプリロード力がもたらされる。] [0019] 好ましくは、周方向に沿って分散された溝はターボ機械ロータのホイールディスク内に配置される。これにより、モジュール形のターボ機械ロータが得られる。] [0020] 好ましくはプリロード機構は支持プレートを有し、この支持プレートは、1つの調整ネジの領域において溝底部上に配置される。これにより調整ネジと支持プレートとか接触するようになる。] [0021] 支持プレートは、溝にある溝底部に直接載置される。したがって支持プレートのために、溝底部に追加の溝を設ける必要はない。] [0022] さらに溝底部は、調整ネジの領域で支持プレートにより覆われている。したがって溝底部は、調整ネジのネジ端部と支持プレートを介して間接的にだけ接触する。これにより、調整ネジのネジ端部が、とりわけ調整ネジの回転の際にネジ底部を損傷することが阻止される。] [0023] さらに好ましくは、少なくとも1つのねじ穴が、翼根下側とは反対側の端部において、翼根の端面の1つで外側に開口している。したがってねじ穴は、ターボ機械ロータの長手軸から鋭角に離れるように傾斜している。] [0024] これにより、翼根の端面にあるねじ穴にアクセスすることができる。そしてそこから、動翼をホイールディスクに取り付けた後、調整ネジを調整することができる。さらにねじ穴は翼根の端面側から、翼根底部に向かって伸長しているから、ねじ穴は、機械的に負荷の小さい領域で翼根を突き抜ける。このようにすれば、ねじ穴を翼根に設けることによって翼根の強度に悪影響が及ぼされることがない。] [0025] 調整ネジが鋭角に傾斜しているので、調整ネジからもたらされるプリロード力は、軸方向成分と半径方向成分を有する。これが有利であるのは、これにより半径方向のプリロード力と軸方向の力の両者が、動翼をホイールディスクに固定するためにもたらされるからである。このようにして、動翼の半径方向の固定と軸方向の固定の両方が保証される。調整ネジの傾斜の度合いにより、調整ネジにより伝達される力の、軸方向の固定と半径方向の固定への分配を調整することができる。] [0026] 支持プレートが、偏平なフランジを備える少なくとも1つの屈曲部を有し、この屈曲部が、調整ネジのネジ端部が端面側で偏平なフランジに当接するように成形されていると好ましい同様に、調整ネジのネジ端部の端面が偏平に形成されており、ネジ端部がフランジに偏平に当接する際の接触面圧力が小さいと好ましい。これにより調整ネジから支持プレートへの極端な機械的負荷が阻止され、したがって調整ネジの作用によって支持プレートが不所望に歪められることがなく、調整ネジが引っかかることもない。] [0027] 好ましくは、翼根が第1の調整ネジを備える第1のねじ穴と、第2の調整ネジを備える第2のねじ穴を有する。ここで第1のねじ穴は翼根の一方の端面において、第2のねじ穴は他方の端面において外側に開口し、第1のねじ穴は第1の鋭角だけ、第2のねじ穴は第2の鋭角だけ、ターボ機械ロータの長手軸から離れるように傾斜する。] [0028] これにより両方の調整ネジは相互に反対方向に傾斜して配置され、支持プレートにもたらされる軸方向の力成分が互いに打ち消し合う。これにより有利には翼根が溝に安定して固定されるようになり、翼根には無視できるほどの軸方向の力しか作用しない。] [0029] さらに好ましくは、支持プレートは、第1のフランジを備える第1の屈曲部と、第2のフランジを備える第2の屈曲部を有する。第1の屈曲部には、第1の調整ネジのネジ端部が当接し、第2の屈曲部には第2の調整ネジのネジ端部が当接する。] [0030] このようにして動翼の翼根は、支持プレートの屈曲部のフランジに、軸方向に形状結合してロックされる。] [0031] 好ましくは第1の角度と第2の角度は、同じ大きさを有する。] [0032] これによりプリロード機構が、ターボ機械ロータの軸方向に対して垂直の平面内に形成され、プリロード機構でのプリロード力の配分が対称となる。したがってプリロード機構、翼根およびホイールディスクは均等に負荷される。] [0033] さらに好ましくは、支持プレートは2つの屈曲部の間に裏側部分を有し、この裏側部分の凸側が翼根に向いている。] [0034] 好ましくは支持プレートは、弾性材料から作製される。調整ネジから屈曲部のフランジに及ぼされるプリロード力によって、屈曲部は溝底部の方向に押し付けられる。これにより裏側部分は湾曲し、裏側部分の凸側が翼根下側を押圧する。このようにして、調整ネジから支持プレートに及ぼされるプリロード力が翼根に伝達される。これにより動翼のプリロードが高められる。] [0035] さらに好ましくは、裏側部分はその取付け前に事前に湾曲され、裏側部分はターボ機械ロータとの組立て状態で翼根下側を押圧する。] [0036] これにより支持プレートは、翼根下側の方向にバネ作用を有し、運転時に翼根下側と溝底部との間隔が拡大した場合、すなわち設置時にプリロードのリザーブが形成される。さらに組立て状態で裏側部分を事前湾曲することによって、調整ネジにより形成された面接触を介した良好な力結合が可能になる。支持プレートの強度と厚さにより、プリロードリザーブを事前に規定することができる。調整ネジを調整することによって、組立て状態でのプリロードリザーブをさらに変化することができる。] [0037] 好ましくは支持プレートは、第1の屈曲部に、裏側部分から離れるように伸長する第1の脚部分を有し、第2の屈曲部に、裏側部分から離れるように伸長する第2の脚部分を有する。] [0038] これにより、支持プレートが偏平であり、したがい小さな接触面圧力を以て溝底部に支持されることが達成される。] [0039] 好ましくは第1の脚部分は第1の突起部を、第2の脚部分は第2の突起部を有し、これらの突起部は溝からホイールディスクを越えて突き出ている。これによって支持プレートの組立て状態で、外側から突起部により掴むことができ、動翼の分解および再組立てを簡単に実行することができる。] [0040] さらに突起部が脚部分に対して曲げられて配置されていると好ましい。これによりターボ機械ロータまたはホイールディスクは支持プレートと係合し、これによりターボ機械ロータの軸方向に強固に保持される。] [0041] これにより支持プレートはホイールディスクに軸方向で固定されるが、ターボ機械ロータの組立て時に動翼はまだホイールディスクの溝にはめ込まれていない。したがってターボ機械ロータの組立て時に、支持プレートを翼根の溝に押し込むとき、溝の中の溝底部に収まる支持プレートを外側から保持する必要がない。好ましくは突起部は曲げられるか、または交差される。] [0042] 少なくとも1つの調整ネジがロック手段により、意図しないねじれに対して確保されていると好ましい。] [0043] これにより、調整ネジが、ターボ機械ロータの運転時に誤って緩むことが阻止される。このロック手段は好ましくは接着剤とすることができる。その代わりに、またはそれに加えて、調整ネジを目打ちにより動翼内にかしめることもできる。] [0044] 支持プレート、調整ネジの幾何形状、および締め付けトルクは動翼の質量に適合すべきである。] [0045] ターボ機械ロータの外周にあって、軸方向に伸長する溝に組み込むために設けられた本発明の動翼は翼根を有し、この翼根は、相互に対向し、翼根の長手軸に対して垂直に配置された2つの端面と、この2つの端面の間を伸長する1つの翼根下側を備える。ここで翼根は第1のねじ穴と第2のねじ穴を有する。2つのねじ穴は一方では翼根下側で外側に開口しており、他方で第1のねじ穴は翼根の一方の端面において、第2のねじ穴は他方の端面において外側に開口し、第1のねじ穴は第1の鋭角だけ、第2のねじ穴は第2の鋭角だけ、ターボ機械ロータの長手軸から離れるように傾斜している。] [0046] ターボ機械ロータの動翼をプリロードするための本発明の支持プレートは、長手方向に沿って逆向きに配置された2つの屈曲部を有し、この2つの屈曲部はそれぞれ偏平のフランジを備え、これらのフランジの間に支持プレートは1つの裏側部分を有する。] [0047] ターボ機械ロータを組み立てるための本発明の方法は次のステップを有する。ターボ機械ロータに、周囲に沿って分散され、ターボ機械ロータの軸方向に伸長する溝と、それぞれ溝の中に配置された動翼と、支持プレートとを設けるステップ; 動翼を溝の中に押し込み、これにより翼根が溝に係合し、動翼が溝の中で形状結合して半径方向に保持されるようにするステップ; 支持プレートを溝の中に、翼根下側と溝底部との間で押し込むステップ; 第1の調整ネジを第1のねじ穴に、第2の調整ネジを第2のねじ穴に、調整ネジが対応する屈曲部に接触するまでねじ込むステップ; 2つの調整ネジを規定の締め付けトルクにより締め付け、動翼が半径方向で規定のプリロード力を以て溝の中でプリロードされるようにするステップ。] [0048] 以下、本発明のターボ機械ロータと本発明の支持プレートの好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。] 図面の簡単な説明 [0049] 翼根の領域におけるターボ機械ロータの断面図である。 翼根の領域におけるターボ機械ロータの縦断面図である。 取り付けられていない状態の支持プレートを示す概略図である。 取り付けられた状態の支持プレートを示す概略図である。] 実施例 [0050] 図1と2から分かるように、ターボ機械ロータ1は複数の動翼2と1つのホイールディスク16を有する。動翼2はホイールディスク16の周囲に固定されており、ターボ機械ロータ1のロータ段を形成する。] 図1 [0051] 動翼2は一体的に作製されており、パドル3と翼根4を有する。パドル3は、例えばコンプレッサまたはターボ機械のタービン内で空気力学的に作用する。翼根4は、パドル3をホイールディスク16に固定するために用いられる。] [0052] 翼根4は、ターボ機械ロータの回転軸に対して垂直の平面内にクリスマスツリー形プロフィールの横断面を有し、ターボ機械ロータの回転軸のある平面内に矩形の横断面を有する。翼根4の矩形横断面は、パドル3が接する長手側と、ターボ機械ロータ1の回転軸に対してそれぞれ垂直であり、相互に対向する2つの端面と、ターボ機械ロータ1の回転軸に対して実質的に平行であり、パドル3に対向して配置された翼根下側15とによって形成されている。端面と翼根下側15によって形成された辺のある翼根4の角領域に、翼根4は機械的負荷の小さい領域5と6を有する。] [0053] 翼根4の機械的負荷の小さい第1の領域5は第1のねじ穴7により、翼根4の機械的負荷の小さい第2の領域6は第2のねじ穴8により貫通されており、2つのねじ穴7、8は翼根下側15で外に向かって開口しており、第1のねじ穴7は翼根4の一方の端面で、第2のねじ穴8は翼根の他方の端面で外に向かって開口している。第1のねじ穴7には第1の調整ネジ9が、第2のねじ穴8には第2の調整ネジ10がねじ込まれる。第1の調整ネジ9は第1のネジ端部11を、第2の調整ネジ10は第2のネジ端部12を有し、2つのネジ端部11、12はそれぞれ翼根外側15において翼根4の外側に配置されている。] [0054] 2つのねじ穴7、8ならびに2つの調整ネジ9、10は互いに旋回するように配置されており、したがって第1のねじ穴7はターボ機械ロータ1の回転軸と第1の角度13を、第2のねじ穴8はターボ機械ロータ1の回転軸と第2の角度14を成す。2つのねじ穴1、8は、2つの調整ネジ9、10の2つネジ端部11、12が互いに向き合うように配置されている。第1の角度13と第2の角度14は鋭角であり、同じ大きさである。] [0055] ホイールディスク16は、溝底部18を備える溝17を有し、この溝は翼根4と係合する。溝17の形状は、溝が翼根4の長手側および翼根下側15を、形状結合して包囲するように形成されている。したがって動翼2は、翼根4のクリスマスツリー形プロフィールによって、溝内に半径方向と、ターボ機械ロータ1の周方向で形状結合して保持される。溝17と翼根4は、ターボ機械ロータ1を組み立てる際に、動翼2の翼根がターボ機械ロータ1の軸方向に押し込み可能であるように構成されている。ターボ機械ロータ1を組み立てる際に、翼根4の端面はホイールディスク16の端面と実質的に平坦に閉鎖する。] [0056] 溝17は、溝底部18と翼根下側15との間にスリットが形成されるように寸法設定されている。このスリットには支持プレート19がはめ込まれる。支持プレートはその中央に裏側部分20を有し、裏側部分20は第1の屈曲部21および第2の屈曲部22により形成されている。第1の屈曲部21には第1の脚部分25が、第2の屈曲部22には第2の脚部分26が続いており、脚部分25、26は溝底部18に当接し、裏側部分20は翼根下側15に当接する。裏側部分20と脚部分25、26は相互に面一に配置されている。] [0057] 第1の屈曲部21は第1のフランジ23を、第2の屈曲部22は第2のフランジ24を有する。ここで第1のネジ端部11は第1の屈曲部21に、第2のネジ端部12は第2の屈曲部24に当接する。第1のネジ端部11と第1のフランジ23の両方、また第2のネジ端部12と第2のフランジの両方は平坦に形成されており、調整ネジ10、11と支持プレート19とは、接触面を介して接触される。] [0058] 2つの調整ネジ9、10は、それらのねじ穴7、8の中にねじ込まれており、所定の締め付けトルクにより締め付けられている。これにより調整ネジ9、10からフランジ23、24へ、そして支持プレート19へ、それぞれ規定の力が及ぼされる。この力は、半径方向成分と軸方向成分を有する。2つの調整ネジ9、10が同じ締め付けトルクにより締め付けられる場合、軸方向成分は相互に相殺される。半径方向成分は規定のプリロード力を形成し、このプリロード力により翼根4は溝17内に所定のようにプリロードされる。] [0059] 第1の脚部分25には第1の突起部27が、第2の脚部分26には第2の突起部28が設けられている。ここで突起部27、28は、溝17からホイールディスク16を越えて伸長している。2つの突起部27、28は、ターボ機械ロータ1の中心に向かう方向で脚部分25、26の方に曲げられて配置されている。このようにして突起部27、28により支持プレート19は、溝底部18上で、ターボ機械ロータ1の軸方向に固定されて配置されている。] [0060] 図3と4には支持プレート19が図示されている。ここで第1の突起部27は第1の脚部分25の延長部として、第2の突起部28は第2の脚部分26の延長部として配置されている。] 図3 [0061] 図3には支持プレート19の取り付けられていない状態が、図4には取り付けられた状態が図示されている。支持プレート19は事前に湾曲して作製されており、したがって支持プレート19は取り付けられていない状態で凸状の輪郭を有する。支持プレート19が、図4に図示のように溝17内に、翼根4とともに組み込まれると、支持プレート19は直線状に押圧され、これにより支持プレート19はバネ作用に基づいてバネ力を翼根4に及ぼす。] 図3 図4 [0062] ターボ機械ロータ1を組み立てるための方法では、動翼2が溝17内に、実質的にターボ機械ロータ1の軸方向に、翼根4の端面がホイールディスク16の端面と面一に配置されるまで押し込まれる。翼根下側15と溝底部18の間に形成されたスリットには、図3の実施形態に示された支持プレート19が、両方の突起部27と28がホイールディスク16から突き出るまで押し込まれる。次に第1の調整ネジ9が第1のねじ穴7に、第2の調整ネジ12が第2のねじ穴8に、第1のネジ端部10が第1のフランジ23に、第2のネジ端部12が第2のフランジ24に接触するまでねじ込まれる。続いて調整ネジ9、10が、所定の締め付けトルで締め付けられる。次に、突起部27、28がホイールディスク16の中央の方向に曲げられ、突起部27、28はホイールディスク16に当接する。] 図3
权利要求:
請求項1 周方向に沿って分散された溝(17)と、該溝内に配置されたそれぞれ1つの動翼(2)とを備えるターボ機械ロータ(1)であって、前記溝(17)は、ターボ機械ロータ(1)の軸方向に伸長しており、前記動翼(2)の翼根(4)が、それぞれ前記溝(17)の1つに係合しており、これにより前記動翼(2)は前記溝(17)内に形状結合して半径方向に保持され、さらに前記溝(17)の溝底部(18)と、前記翼根(4)の両方に支持されており、該翼根(4)にプリロード力を半径方向に及ぼすプリロード機構(7〜14、19〜28)が設けられており、前記プリロード機構(7〜14、19〜28)は、プリロード力がターボ機械ロータ(1)の組立て状態で調整可能であるように構成されており、前記プリロード機構(7〜14、19〜28)は少なくとも1つの調整ネジ(10、11)を有し、該調整ネジにより、所定の締め付けトルクをもたらすことによってターボ機械ロータ(1)の組立て状態でプリロード力が調整可能であるターボ機械ロータにおいて、前記翼根(4)には少なくとも1つのねじ穴(7、8)が設けられており、該ねじ穴は、前記翼根下側(15)において前記溝(17)の溝底部(18)に向いて該溝(17)に開口しており、前記少なくとも1つの調整ネジ(9、10)は少なくとも1つのねじ穴(7、8)に、該調整ネジのネジ端部(11、12)が前記翼根(4)を突き出て、前記溝底部(18)に支持されるようにねじ込まれていることを特徴とするターボ機械ロータ。 請求項2 周方向に沿って分散された前記溝(17)は、ホイールディスク(16)内に配置されていることを特徴とする請求項1記載のターボ機械ロータ。 請求項3 前記プリロード機構(7〜14、19〜28)は支持プレート(19)を有し、該支持プレートは、前記溝底部(18)上に少なくとも1つの調整ネジ(9、10)の領域で配置されており、これにより前記調整ネジ(9、10)は前記支持プレート(19)と接触することを特徴とする請求項1または2記載のターボ機械ロータ。 請求項4 前記少なくとも1つのねじ穴(7、8)が、前記翼根下側(15)とは反対側の端部において、該翼根(4)の端面の一方において外側に開口しており、したがって前記ねじ穴(7、8)は、ターボ機械ロータ(1)の長手軸から鋭角(13、14)に離れるように傾斜していることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載のターボ機械ロータ。 請求項5 前記支持プレート(19)は、フランジ(23、24)を備える少なくとも1つの屈曲部(21、22)を有し、該屈曲部は、前記調整ネジ(9、10)のネジ端部(11、12)が端面側で、前記フランジ(23、24)に平面状に当接するように成形されていることを特徴とする請求項4記載のターボ機械ロータ。 請求項6 前記翼根(4)が、第1の調整ネジ(9)を備える第1のねじ穴(7)と、第2の調整ネジ(10)を備える第2のねじ穴(8)を有し、前記第1のねじ穴(7)は前記翼根(4)の一方の端面において、前記第2のねじ穴(8)は他方の端面において外側に開口し、第1のねじ穴(7)は第1の鋭角(13)だけ、第2のねじ穴(8)は第2の鋭角(14)だけ、ターボ機械ロータ(1)の長手軸から離れるように傾斜することを特徴とする請求項4または5記載のターボ機械ロータ。 請求項7 前記支持プレート(19)は、第1のフランジ(23)を備える第1の屈曲部(21)と、第2のフランジ(24)を備える第2の屈曲部(22)を有し、前記第1の屈曲部(21)には、第1の調整ネジ(9)のネジ端部(11)が当接し、前記第2の屈曲部(22)には第2の調整ネジ(10)のネジ端部(12)が当接することを特徴とする請求項6記載のターボ機械ロータ。 請求項8 前記第1の角度(13)と第2の角度(14)は、同じ大きさを有することを特徴とする請求項6または7記載のターボ機械ロータ。 請求項9 前記支持プレート(19)は、前記2つの屈曲部(21、22)の間に1つの裏側部分(20)を有し、該裏側部分の凸側が前記翼根(4)に向いていることを特徴とする請求項8記載のターボ機械ロータ。 請求項10 前記裏側部分(20)はその取付け前に事前に湾曲され、これにより前記裏側部分(20)はターボ機械ロータ(1)の組立て状態で前記翼根下側を押圧することを特徴とする請求項9記載のターボ機械ロータ。 請求項11 前記支持プレート(19)は、前記第1の屈曲部(21)において、前記裏側部分(20)から離れるように伸長する第1の脚部分(25)を有し、前記第2の屈曲部(22)において、前記裏側部分(20)から離れるように伸長する第2の脚部分(26)を有することを特徴とする請求項9または10記載のターボ機械ロータ。 請求項12 前記第1の脚部分(25)は第1の突起部(27)を、前記第2の脚部分(26)は第2の突起部(28)を有し、当該突起部(21、28)は前記溝(17)から突き出ていることを特徴とする請求項11記載のターボ機械ロータ。 請求項13 前記突起部(27、28)が、前記脚部分(25、26)に対して曲げられて配置されており、これによりターボ機械ロータ(1)は前記支持プレート(19)と係合し、これによりターボ機械ロータ(1)の軸方向に強固に保持されることを特徴とする請求項12記載のターボ機械ロータ。 請求項14 少なくとも1つの調整ネジ(9、10)がロック手段により、意図しないねじれに対して確保されていることを特徴とする請求項1から13までのいずれか1項記載のターボ機械ロータ。 請求項15 動翼(2)を取り付けるために、ターボ機械ロータ(1)の外周に存在する溝(17)内に押し込むことのできる翼根(4)を備える動翼(2)であって、該翼根(4)は、互いに対向して配置され、当該翼根(4)の長手軸に対して垂直に配置された2つの端面と、当該端面の間を伸長する翼根下側(15)とを有する動翼(2)において、前記翼根(4)は、第1のねじ穴(7)と第2のねじ穴(8)を有し、前記ねじ穴(7、8)は、一方で前記翼根下側(15)において外側に開口し、他方で前記第1のねじ穴(7)は前記翼根(4)の一方の端面において、第2のねじ穴(8)は他方の端面において外側に開口していることを特徴とする動翼。 請求項16 第1の角度(13)と第2の角度(14)は同じ大きさを有する請求項15記載の動翼。 請求項17 ターボ機械ロータ(1)の動翼(2)をプリロードするための支持プレートであって、該支持プレート(19)は、その長手方向に沿って逆向きに配置された2つの屈曲部(21、22)を有し、当該屈曲部はそれぞれ1つの平坦なフランジ(23、24)を有し、当該フランジ間に裏側部分(20)を有する支持プレート。 請求項18 ターボ機械ロータ(1)を組み立てるための方法であって、・ターボ機械ロータ(1)に、周囲に沿って分散され、ターボ機械ロータ(1)の軸方向に伸長する溝(17)と、それぞれ溝の中に配置された請求項15または16による動翼(2)と、請求項17による支持プレート(19)とを設けるステップ;・前記動翼(2)を前記溝(17)の中に押し込み、これにより前記翼根(4)が該溝(17)に係合し、動翼(2)が溝(17)の中で形状結合して、ターボ機械ロータ(1)の半径方向に保持されるようにするステップ;・前記支持プレート(19)を溝(17)の中に、前記翼根下側(15)と溝底部(18)との間で押し込むステップ;・第1の調整ネジ(10)を第1のねじ穴(7)に、第2の調整ネジ(10)を第2のねじ穴(8)に、当該調整ネジ(9、10)が対応する屈曲部(21、22)に接触するまでねじ込むステップ;・2つの調整ネジ(9、10)を規定の締め付けトルクにより締め付け、前記動翼(2)が半径方向で所定のプリロード力を以て前記溝(17)の中でプリロードされるようにするステップ;を有する組立て方法。
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